第二次美祢市地域情報化計画

本市では、まちづくりの指針となる最上位計画として、平成22年3月に『第一次美祢市総合計画』を策定するとともに、まちづくりにおける数ある分野のうち情報分野の指針として、「市内の均衡ある情報化」を基本理念に掲げた『第一次美祢市地域情報化計画』を平成23年5月に策定し、市内全域ブロードバンド環境整備、デジタル再放送(地上波)の整備、MYT自主番組放送の提供エリア拡大など、一定の成果をあげることができました。
しかしながら、計画策定当時の予測を遥かに超えた急速な人口減少、厳しさが増す財政状況、地域経済の衰退、少子高齢化の進行、老朽化が進む公共施設等、行政課題が山積する中、現状に即した新たな計画を整備する必要が生じています。
そのため、総合計画に掲げる5つの基本目標のうち「行財政運営の強化」の分野の指針である『第二次美祢市行政改革大綱』を一年前倒して終了し、平成31年3月に第三次美祢市行政改革大綱を策定しましたが、『第一次美祢市地域情報化計画』についても同様に、一年前倒しして本計画を策定しました。
本計画は、前述の行政課題を踏まえ、目覚ましく進展する情報通信技術（以下、「ICT」という。）概念や技術革命を、「まちづくりの地域課題解決に有効な手段のひとつ」として捉え、行政改革にとどまらず、まちづくりの幅広い分野において市民の公共福祉の向上を支援するものであり、美祢市総合計画に掲げる目標の実現に向けた情報分野の指針となります。