秋吉台山焼き

更新日:2025年03月17日

山焼き

秋吉台に春を呼ぶ早春の風物詩である山焼きは、昔は、伸びた雑草を燃やして新芽を育て家畜のための採草や放牧の目的で行われていました。

現在は、「秋吉台国定公園」の景観を守るため、また、学術的な価値の高い自然としての「特別天記念物秋吉台」を次世代に引き継ぐため、毎年2月下旬に秋吉台上の約1,138ヘクタールに火を入れています。

この山焼きにより、草原の維持、森林化防止、貴重な植物や昆虫等の生息環境保全、倒木等による石灰岩の棄損を防止しています。

令和6年度秋吉台山焼きについて

3月1日(土曜日)に実施いたしました秋吉台山焼きについては、当日の天候の回復が見込みより遅くなり、大半が燃え残ってしまいました。

令和6年度の追加の火入れにつきましては、協議の結果、火入れを安全に実施する体制を整えることに日数を要すること、また、今後は気温の上昇、強風の発生、乾燥状態が続くことが想定されるなど、火災が発生しやすい状況下にあり、飛び火等による山林火災のおそれが強まることから、実施しないことといたしました。

また今後、枯れ草に飛び火などが引火するおそれがあることから、秋吉台周辺での火気の取扱いには十分気をつけてくださいますようお願いいたします

今後も「特別天然記念物秋吉台」・「秋吉台国定公園」の美しい草原を維持していくための事業として、御理解と引き続きの御協力をよろしくお願いいたします。

実施の可否については、当日に(一社)美祢市観光協会のホームページで公表されます。

観覧される方へ

秋吉台展望台付近の安全が確保された場所で観覧してください。

山焼きによる炎は、高さ5メートル以上に達します。立ち入り禁止箇所や防火帯へ侵入しての観覧は非常に危険ですので、絶対にしないでください。

マスクの着用について

風向きによっては、煙がかかることがあるため、マスクの着用を推奨します。

交通規制について

当日は通行止め等の交通規制があります。

※寒波による雪が、溶けずに残っている箇所があります。

安全の為にも、冬用タイヤを装着されてお越しください。

また、駐車場・アクセス情報等については秋吉台観光交流センター(電話番号:0837-62-0305)にお問い合わせください。

市内及び近隣の市町にお住まいの方へ

当日は市内だけでなく、近隣の市町にも灰が降ることがあります。

特に、風向きによっては、広範囲に降る恐れがありますので、洗車や洗濯物を屋外に干す際は、くれぐれもご注意ください。

報道関係者の方へ

撮影等は、原則、秋吉台展望台付近で行い、作業の阻害は絶対にしないでください。

また、関係者の指示には従ってください。

なお、申請された場合は、関係者駐車場をご利用いただけます。

皆様のご支援により事業が継続されています

ふるさと納税(ふるさと美祢応援寄附金)

寄附金が事業の一部に充てられています。引き続きご支援をお願いします。

連合山口(日本労働組合総連合会山口県連合会)

防火帯の一部約3,000メートルの草刈作業をボランティアでご支援いただいています。

地元関係団体

防火帯の草刈作業や当日の火入れ作業等に従事されています。

この記事に関するお問い合わせ先

建設農林部 農林課
〒759-2292
美祢市大嶺町東分326-1
電話番号:0837-52-1115
ファックス:0837-52-0387
nourin@city.mine.lg.jp