有害鳥獣の被害を防止するために

更新日:2024年07月31日

集落内を点検しましょう

集落内に有害鳥獣が増えるのは、無自覚のうちに餌付けをしていたり、鳥獣が住みやすい環境を作っていることなどが原因です。被害の多い集落は次の項目を点検しましょう。

  • 収穫しないままの果実(ウメ、クリ、カキなど)を放置している
  • 放置された竹林がある(タケノコが未収穫)
  • 野菜くずや生ごみを畑に放置している
  • 収穫後の田んぼに落穂やひこばえが残っている
  • 収穫後に柵を開放している
  • 耕作放棄地等雑草が繁茂している場所がある
  • 見通しの悪い雑木林がある
  • 鳥獣を見かけても追い払いをしない

居心地が良いと思わせないことが重要です。 

侵入防止柵を設置しましょう

加害する鳥獣を捕獲することも重要ですが、次の鳥獣が現れるまでの一時的な効果にすぎません。光や音での威嚇も慣れてしまえば、効果は限定的です。被害を未然に防止するためには、侵入防止柵が効果的です。

各種助成制度もありますので、自分の農作物を守るために設置しましょう。

集落ぐるみ等で取り組む国、県の助成制度については、下記までお問い合わせください。

設置した侵入防止柵は適正に維持管理しましょう

穴が開いている柵を補修していないなど、維持管理が適正でないと侵入されてしまいますので、点検、補修などは定期的に行いましょう。

狩猟免許を取得してみませんか

鳥獣の個体数は年々増加傾向にあり、捕獲の担い手である狩猟者の減少が要因のひとつとなっています。わなや銃器を使用し、鳥獣を捕獲する場合は、有害捕獲許可や狩猟などがありますが、原則として狩猟免許が必要となります。(例外もあります。)

試験の受験手数料等各種助成制度もありますので、自分の農作物を守るために取得してみませんか。

なお、試験は例年6月下旬から9月上旬までの間に開催されますので、詳細については、山口県のホームページをご覧ください。

外部リンク 山口県自然保護課

この記事に関するお問い合わせ先

建設農林部 農林課
〒759-2292
美祢市大嶺町東分326-1
電話番号:0837-52-1115
ファックス:0837-52-0387
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