有害鳥獣の被害を防止するために
集落内を点検しましょう
集落内に有害鳥獣が増えるのは、無自覚のうちに餌付けをしていたり、鳥獣が住みやすい環境を作っていることなどが原因です。被害の多い集落は次の項目を点検しましょう。
- 収穫しないままの果実(ウメ、クリ、カキなど)を放置している
- 放置された竹林がある(タケノコが未収穫)
- 野菜くずや生ごみを畑に放置している
- 収穫後の田んぼに落穂やひこばえが残っている
- 収穫後に柵を開放している
- 耕作放棄地等雑草が繁茂している場所がある
- 見通しの悪い雑木林がある
- 鳥獣を見かけても追い払いをしない
居心地が良いと思わせないことが重要です。
地域ぐるみで取り組む鳥獣被害対策(山口県パンフレット) (PDFファイル: 6.3MB)
侵入防止柵を設置しましょう
加害する鳥獣を捕獲することも重要ですが、次の鳥獣が現れるまでの一時的な効果にすぎません。光や音での威嚇も慣れてしまえば、効果は限定的です。被害を未然に防止するためには、侵入防止柵が効果的です。
各種助成制度もありますので、自分の農作物を守るために設置しましょう。
集落ぐるみ等で取り組む国、県の助成制度については、下記までお問い合わせください。
設置した侵入防止柵は適正に維持管理しましょう
穴が開いている柵を補修していないなど、維持管理が適正でないと侵入されてしまいますので、点検、補修などは定期的に行いましょう。
狩猟免許を取得してみませんか
鳥獣の個体数は年々増加傾向にあり、捕獲の担い手である狩猟者の減少が要因のひとつとなっています。わなや銃器を使用し、鳥獣を捕獲する場合は、有害捕獲許可や狩猟などがありますが、原則として狩猟免許が必要となります。(例外もあります。)
試験の受験手数料等各種助成制度もありますので、自分の農作物を守るために取得してみませんか。
なお、試験は例年6月下旬から9月上旬までの間に開催されますので、詳細については、山口県のホームページをご覧ください。
外部リンク 山口県自然保護課
この記事に関するお問い合わせ先
建設農林部 農林課
〒759-2292
美祢市大嶺町東分326-1
電話番号:0837-52-1115
ファックス:0837-52-0387
nourin@city.mine.lg.jp
更新日:2024年07月31日