令和8年度9月定例記者会見を開催しました
令和8年度9月定例記者会見
日時
令和8年9月17日(木曜日)15時00分から15時50分まで
場所
美祢市役所本館3階 301会議室
会見内容
令和8年第3回美祢市議会定例会
本日は御出席いただきまして、本当にありがとうございます。それでは、はじめに令和8年第3回美祢市議会定例会について御説明いたします。
会期につきましては、明日9月18日から10月19日までの32日間を予定しておりまして、6件の報告と議案21件について御審議いただくこととしております。議案の内訳は、前年度各会計の決算認定が10件、予算関係2件、条例関係7件、その他2件となっております。
それでは、一般会計補正予算第2号について御説明をいたします。概要資料をお配りしておりますので、御覧いただければと思います。
この度の補正は、今後の業務を推進する上で必要な経費を追加するものであり、ここでは歳出の主な項目について御説明いたします。
民生費では、障害者福祉施設において居住環境の確保のため実施される空調設備の大規模改修整備にかかる支援経費を追加し、衛生費では指定ごみ袋や廃棄物処理施設の燃料費価格高騰対応に要する経費などを追加しております。また、商工費では、商工振興や六次産業などの地域経済活性化に資する専門的知見経験を有する外部人材の登用に要する必要経費などを追加し、消防費では秋吉台山焼きにおいて亡くなられた消防団員慰霊碑建立にかかる経費を追加しております。災害復旧費では、6月の梅雨前線による大雨により被災した市道3か所の災害復旧にかかる必要経費を追加いたしました。
この結果、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ72,427,000円を追加し、補正後の総額を17,632,743,000円としております。
令和8年9月定例会一般会計補正予算の概要 (PDFファイル: 257.7KB)
APGNシンポジウム2026への出席
次に、9月7日から10日まで、私を含めMine秋吉台ジオパークの関係者計13名で、マレーシアのランカウイユネスコ世界ジオパークで開催されたAPGNアジア太平洋ジオパークネットワークシンポジウム2026に出席しましたので、その概要について御報告いたします。
最大のハイライトは、シンポジウムの場において、世界ジオパークネットワークの加盟証を正式に受理したことであります。ユネスコ世界ジオパークへの認定、そして世界ジオパークネットワークへの加盟は、本市の誇る秋吉台や秋吉洞などの遺産が地球的価値を持つ遺産として世界に認められたことを意味いたします。
単に観光地としての魅力が高まるということだけではなく、世界中のジオパークと肩を並べ、地球の歴史や仕組みを物語る貴重な自然をしっかりと守り、学びながら持続可能な地域づくりの取組を推進していくという責任と大きなチャンスをいただいたものと受け止めております。これまで御尽力いただきました市民の皆様、また関係者の皆様、そして大きく取り上げていただきました報道関係の皆様にも、改めて深く感謝を申し上げます。
今回のシンポジウムは、私や事務局職員だけではなく、未来を担うグローカルチャレンジ、グローバルとローカルの造語でございますが、グローカルチャレンジの第1期生6名も同行いたしました。市民公募による10代から60代までの幅広い世代で構成されたこのチームは、現地においてそれぞれ英語による発表を行ったところであります。
9月10日の分科会では、世界各国の参加者を前に、本市の課題や取組を堂々と発信していただきました。さらに、翌11日にはランカウイ、そして国内の室戸ユネスコ世界ジオパークの生徒の皆さんとも合流し、共に地球規模の課題についてディスカッションや交流を行い、大いに学びを深めたところであります。市民の主体的な参画と次世代への継承を着実に進めていく意義を現地で強く実感した次第であります。
ここで、今回のグローカルチャレンジの2グループが世界に向けて発信した具体的な内容について御紹介させていただきます。
一つは洞窟をテーマとした発表であります。観光資源として秋吉洞の魅力的な活用と、洞内の貴重な自然環境の保護をいかに両立させるかという非常に重要な課題について発表しました。人工照明による照明植生の問題等の懸念に対し、外来植物の持込みを防ぐ入り口マットの設置といった現在の取組を紹介するとともに、今後に向けた入洞前の環境保全動画の視聴といった具体的な解決策を世界に提案いたしました。
二つ目は、教育をテーマとした発表であります。ジオガイド、ジオパーク内で教育を受けた大学生、ジオガイド養成講座を受講中の市民という三つの異なる立場から、本市の教育活動を紹介いたしました。ジオガイドからは体験学習を通じた学びの深まりが語られ、大学生からは子供の頃のジオ学習が地域への誇りを育んだという実体験が語られました。また、市民からは日々の何気ない地域の魅力発信が、実はジオパーク活動につながっているという気づきが発表され、地域全体で学びのサイクルが回っている現状が高く評価されたところであります。
今回のAPGNシンポジウムへの出席と世界ジオパーク加盟証の授与は、Mine秋吉台ジオパークにとって新たなスタートラインであります。世界に認められた私たちの宝を守り、持続可能な地域づくりにつなげていくため、行政としても市民の皆様、そしてグローカルチャレンジに参加するような次世代の主体的な活動を全力でバックアップしてまいります。そして、この秋吉台をはじめとした美祢の魅力を世界に向けて力強く発信してまいります。
廃校施設利活用に関するサウンディング型市場調査
続いて、廃校施設の利活用に関するサウンディング型市場調査の実施について御説明いたします。
全国的に少子化が進む中、本市においても児童生徒数の減少が続いており、美祢市立小中学校適正規模適正配置基本方針を定め、学校の再編統合を進めてまいりました。閉校に伴い、学校施設としての役割を終えた建物等については、美祢市公共施設等総合管理計画に定める利活用検討フローに基づき、行政での利活用に加え、地域住民等による利活用など様々な活用方法の検討を重ねてきたところであります。
この度、これらの検討が行われたものの、今後の利活用方針が定まっていない施設のうち、旧淳美小学校と旧於福中学校の2施設を対象とし、サウンディング型市場調査を行うことといたしました。
この調査は、民間事業者等との対話を通じて、市場性の有無や活用アイデア等を把握、調査し、持続可能なまちづくりに資する利活用の検討を行うことを目的としております。なお、今回の調査結果については、令和9年度に実施を予定しております、利活用希望者募集の際の参考として活用することとしております。
美祢市「メルカリShops」開設
続きまして、美祢市メルカリshopsの開設についてであります。
本市では、市が保有する財産の有効活用に向けて、公有財産の利活用民間提案制度の取組を進めていますが、その際、施設内に残存する不使用となった備品類の処分が大きな課題となっているところであります。これまでも、単に廃棄するだけでなく、再利用を促すほか、市民向け販売会などを開催し対応してきたところでありますが、人的要因や安全管理等の問題から常設することが困難であり、対応に苦慮してきたところであります。
そこで、この度、新たな処分方法として、株式会社メルカリが運営するサイトに本市のショップを開設することにより、出品し、販売を行うことといたしました。全国では昨年12月現在で72の自治体等がこの仕組みを活用し、効果を上げていると伺っており、山口県内では3番目の取組となります。
スマートフォンで簡単に利用でき、テレビコマーシャルでもお馴染みのスマホアプリメルカリに本市のショップを開設することにより、不使用となった備品等を再び価値のあるものによみがえらせ、歳入確保のみならず、循環型社会の形成に取り組んでまいりたいと考えております。
なお、今月30日水曜日、午後2時からこの会場で開設式を行う予定としておりますので、報道各社の皆様におかれましては、ぜひ取材にお越しいただければというふうに思っております。
美祢ぐるっと号~次世代EVバス“e-Palette”で快適ツアー~
次に、美祢ぐるっと号次世代EVバスe-Paletteで快適ツアーの実施について御説明いたします。本市ではJR西日本と連携し、この秋から始まる山口デスティネーションキャンペーンに合わせ、次世代EVバスe-Palette を活用した観光周遊バスの日帰りツアーを実施いたします。
本市では、秋吉台や秋芳洞、別府弁天池をはじめとする魅力的な観光地が数多くありますが、市内各地に点在しているため、自家用車を利用されない観光客の皆様にとっては移動手段の確保が課題となっております。そこで、本ツアーでは次世代EVバスe-Paletteを活用し、美祢線代行バスとの接続を図りながら、市内主要観光地を結ぶことで、交通空白の解消と観光二次交通の充実に取り組んでまいります。
また、これは単なる観光ツアーではなく、次世代モビリティを活用した新たな地域交通モデルの実証事業でもあります。観光振興と地域交通の課題解決を両立する取組として大変期待しているところであります。e-Paletteは大きな窓による開放的な車内空間が特徴で、車内では観光案内映像も放映する予定としております。移動そのもの、観光の一部として楽しんでいただける内容となっております。
運行期間は10月3日から12月27日までの土日祝日で、期間中29回の運行を予定しております。現在、ウェブでの予約を受け付けておりますが、すでにお申し込みもいただいており、本ツアーへの期待の高さを実感しております。
山口デスティネーションキャンペーンを契機として、多くの方に本市に訪れていただき、豊かな自然や観光資源の魅力を体感していただくとともに、交通空白の解消と観光二次交通の充実に向けた取組として、その効果をしっかりと検証してまいることとしております。
美祢ぐるっと号 ~次世代EVバス”e-Palette"で快適ツアー~
美祢線代行バス×山陽新幹線“さくら”厚狭駅乗継キャンペーン
続きまして、美祢線代行バス×山陽新幹線さくら厚狭駅乗継キャンペーンについて御説明いたします。現在、厚狭駅には各駅停車タイプの山陽新幹線こだまのみが停車していますが、山口デスティネーションキャンペーンに合わせて、限られた駅しか停車しない速達タイプの山陽新幹線さくらが臨時停車することがJR西日本から発表されたところであります。
本キャンペーンはこの機会を活用して、美祢線代行バスとさくらの利用促進を図るため、沿線3市や山口県などで構成する美祢線沿線地域公共交通協議会利用促進部会が実施するものであります。美祢線は御案内のとおり、令和5年6月末から7月1日にかけての大雨災害以降、JR西日本による代行バス輸送が行われています。
本キャンペーンを通じて、代行バスと新幹線との接続の便利さを広くPRするとともに、沿線地域への誘客促進につなげていきたいと考えています。キャンペーンは10月から12月までの間、さくらが厚狭駅に停車する計7日間を対象として実施し、代行バスとさくらを乗り継いで利用される方に3,000円分の商品券を配布いたします。
配布する特典は、美祢市、長門市、山陽小野田市の対象店舗で利用できる2,000円分の商品券と、オリジナルデザインのQUOカード1,000円分となっています。この取組により、代行バスや新幹線の利用促進はもとより、沿線地域での消費喚起や地域経済の活性化にもつなげてまいりたいと考えています。
また、山口デスティネーションキャンペーン期間中、多くの方に公共交通を利用して本市にお越しいただき、美祢市の魅力を感じていただく契機となることを期待しています。今後も沿線自治体や関係機関と連携し、美祢線代行バスの利用促進と沿線地域の活性化に取り組んでまいります。
ふるさと住民登録制度のモニター開始
続いて、ふるさと住民登録制度のモニター開始について御報告いたします。
本市は、政府において令和8年度末に実装予定のふるさと住民登録制度モデル自治体に県内で唯一選ばれ、これまで総務省等の伴走支援を受けながら、制度実装に向けたモデルとして取組を進めてきており、この度、ふるさと住民制度アプリのモニター参加が開始されました。
ふるさと住民登録制度は、スマートフォンアプリを活用し、地域の担い手活動に関する情報発信や、実際に担い手活動に参加した際の記録を行うというスキームになっています。
今回、総務省が開発を進めていたアプリの試行版が完成いたしましたので、本市に関係を持つ市外在住者やレノファ山口FC、JALなどの関係事業者の職員を中心に100名程度がアプリのモニターに参加することとなりました。本市にとって、山口県の市町にとって活用しやすいものとなるようモニターを進めてまいります。
「秋吉台カルストガーディアンプロジェクト」モニターツアー
次に、秋吉台カルストガーディアンプロジェクトに基づくモニターツアーの実施について御報告いたします。
環境省の良好な環境を活用した観光モデル事業に採択され、代表であるレノファ山口FCとともに、秋吉台の草原と水を保全し体験するリジェネラティブツアーの構築に取り組んでまいりましたが、来月23日、24日にモニターツアーを実施することとなりました。
モニターツアーでは、秋吉台の保全活動とともに、水やカルスト台地を様々な角度から体験していただくこととしています。このツアーは、ふるさと住民登録制度の担い手活動としても位置付けることを予定しており、ツアー参加者の一部にはふるさと住民登録制度アプリのモニターにも御協力をいただいています。引き続き、様々な取組を通じて、本市の活性化に向け、関係人口の確保に努めてまいりたいと考えております。
ライブカメラの設置
続きまして、ライブカメラの設置方針に関しまして御報告いたします。
本市では本年6月に株式会社Yottavias(ヨタビアス)と協定を締結し、動画共有プラットフォームYouTubeの配信機能を活用したライブカメラの設置について調整を進めてまいりました。このライブカメラの設置については、光回線が必要となるなどの制限がありますが、防犯カメラに比べて比較的簡易に設置でき、どこにいてもYouTubeを活用し、リアルタイムにカメラ映像を見ることができるというメリットがあります。
そのため、コストや立地、監視員の問題等から、河川カメラや防犯カメラ等の設置がなされていなかった場所などに試行的な設置が進んでおり、例えば外国人向けの観光PRや大雨時の災害対応、防犯意識の向上に活用されていることから、本市においては令和5年の大雨災害を踏まえた防災や交通事案に焦点を当て、ヨタビアスと設置箇所等の調整を進めてまいりました。
このような中、先月、伊佐地区においては痛ましい事件が発生いたしました。これを受け、市民の安全安心の確保及び地域の見守り、防犯意識の向上をより一層図るため、美祢警察署と協議し、防犯面においても効果的な設置場所となるよう調整を進めているところであります。
美祢警察署やヨタビアス社と設置場所や設置方針の協議が整い、実際の設置等が済みましたら、再度御報告させていただきたいと思います。
本庁舎等開庁時間の短縮
最後に、市役所本庁舎等の開庁時間の短縮について御報告いたします。
この度の開庁時間短縮の検討経緯でありますが、職員提案制度により窓口受付時間短縮等の検討に関する提案書が提出されたことがきっかけであります。
現在、本市では職員の勤務時間と窓口の受付時間が同一であるため、始業開始前の各種システムの起動や準備、また終業時間直前での各種届出の対応により、慢性的に超過勤務が発生しているという課題がありました。また、各種証明書のコンビニエンスストアでの交付やオンライン手続の拡充など、市民の利便性の向上も進んでおり、市民サービスは充実、一定の効果は図られてきたところであります。
このようなことから、庁内各部署の職員で組織する本庁舎等開庁時間等見直し検討委員会を立ち上げ、開庁時間の見直しに向け検討協議を重ねてまいりました。
この検討委員会での検討協議の結果を踏まえ、来年1月13日から、試験的に市役所本庁舎等の開庁時間を短縮することといたします。短縮後の開庁時間及び窓口での対応時間につきましては、午前9時から午後4時半までといたしますが、電話でのお問い合わせにつきましては、これまでとおり午前8時30分から午後5時15分まで対応いたします。
対象施設は市役所、本庁舎本館、別館、総合支所、出張所、公民館の窓口となります。なお、公民館や体育施設の貸館の利用時間、図書館、秋吉台科学博物館、化石館などの博物館施設、保育園などの開館時間はこれまでとおり変更はありません。
なお、来年9月末までは試行期間とし、市民の皆様の御意見をお伺いしながら、見直しが必要な事項については改善等を行うとともに、開庁時間短縮による効果の検証を行ってまいりたいと考えております。
開庁時間短縮の実施に向けて、今後、対象施設への案内掲示や市ホームページ、防災行政アプリ、美祢市有線テレビ等の各種媒体を通じて市民の皆様への周知を行うとともに、コンビニ交付の利用促進やオンライン手続の拡充を図ってまいりたいと考えております。市民の皆様には御理解と御協力をお願いいたしたいと思っております。
私からの報告は以上でございます。
この記事に関するお問い合わせ先
デジタル推進部 デジタル推進課
〒759-2292
美祢市大嶺町東分326-1
電話番号:0837-52-1311
ファックス:0837-53-1959
digital@city.mine.lg.jp













更新日:2026年09月30日