大田往還道松(おおだおうかんどうまつ)

更新日:2020年10月01日

斜面に斜めに伸びている松の木の下の道路を2台の車が走行しており、右手側には河原が写っている写真

指定年月日

昭和56年3月20日(市指定)

所在地

美祢市美東町大田

概要

近世の北浦と瀬戸内を結ぶ街道は、瀬戸崎(仙崎)から長登の土地ヶ垰に至る瀬戸崎街道と、土地ヶ垰から大田・船木を経由して厚狭・刈屋浦(小野田)へ至る船木街道により連絡されていた。大田往還道松は、この船木街道松の名残である。昭和54年までは「弁財の三本松」と愛称されていたが、松食い虫の被害により今では一本だけになってしまった。
 県下では街道松が残っている例は、桜尾の街道松や長沢池の往還松など数えるほどしかなく貴重である。

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