妙覚寺梵鐘(みょうかくじぼんしょう)

指定年月日
昭和61年4月15日(市指定)
所在地
美祢市秋芳町嘉万
概要
秋芳町嘉万井手口の妙覚寺梵鐘は、萩の鋳物師郡司藤原信政の作で、高さ113.5センチメートル、鐘身85.1センチメートル、口経64.0センチメートルのバランスのとれた美しい姿である。製作年は梵鐘に記されていない為、明らかではないが、西暦1700年代、宝暦から安永の時期にかけての江戸時代中期に製作されたものと推測される。また、信政の作品の中でも装飾に優れ、特に本鐘の下帯には、鐘身を一周して逆巻く波溝の間に隠顕する2匹の龍が陽鋳されており、その斬新かつ意欲的な意匠は工芸品としての価値も高い。
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更新日:2020年10月01日