青景八幡宮銅造梵鐘(あおかげはちまんぐうどうづくりぼんしょう)

更新日:2020年10月01日

大きな銅造りで下の方には模様が入っている青景八幡宮銅造梵鐘の写真

指定年月日

昭和56年7月8日(市指定)

所在地

美祢市秋芳町青景 青景八幡宮

概要

青景八幡宮にあり、享保12年(1722年)に藤原信房が製作したもの。高さ104センチメートル、鐘身82センチメートル、口径57.5センチメートルあり、金工品として優れ、かつ通常の梵鐘とは異なる和韓折衷様式である。特に、本鐘には通常の和鐘の鐘身に見られるいわゆる袈裟襷が無いことが最も大きい特色であり、異色である。元来、青景寺家の臨済宗福泉寺のものであったが、同寺が明治3年廃寺となり、地元の寺家、殿河内の両部落が同鐘を譲り受け保存していた。太平洋戦争時、青景八幡宮の梵鐘が供出となったので、この鐘が青景八幡宮に移管された。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会事務局 文化財保護課
〒754-0511
美祢市秋芳町秋吉5353-1
電話番号:0837-62-1921
ファックス:0837-62-0329
bunkazai@city.mine.lg.jp