山神社の洪鐘(さんじんしゃのこうしょう)

指定年月日
昭和54年3月31日(市指定)
所在地
美祢市美東町長登
概要
総高96.3センチ、鐘身高71.3センチ、口径55.7センチの小型で、簡素だが、文様が整然としていて美しい鐘である。銘文によれば、長登大切銅山の坑内に泉が湧き採銅が困難となったが、寛文11年(1672)の夏、泉が乾き採銅が容易になったので、洪鐘を新鋳して山神に奉納したと記されている。鐘は、寛文12年に萩の治工郡司藤原信安によって作られたもので、信安は出雲大社の銅造大鳥居の作者でもある。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会事務局 文化財保護課
〒759-2212
美祢市歴史民俗資料館内
美祢市大嶺町東分279-1
電話番号:0837-53-0189
ファックス:0837-52-1082
bunkazai@city.mine.lg.jp
更新日:2020年10月01日