山神社の洪鐘(さんじんしゃのこうしょう)

更新日:2020年10月01日

風井家屋の前に山神社の洪鐘が釣り下がっている写真

指定年月日

昭和54年3月31日(市指定)

所在地

美祢市美東町長登

概要

総高96.3センチ、鐘身高71.3センチ、口径55.7センチの小型で、簡素だが、文様が整然としていて美しい鐘である。銘文によれば、長登大切銅山の坑内に泉が湧き採銅が困難となったが、寛文11年(1672)の夏、泉が乾き採銅が容易になったので、洪鐘を新鋳して山神に奉納したと記されている。鐘は、寛文12年に萩の治工郡司藤原信安によって作られたもので、信安は出雲大社の銅造大鳥居の作者でもある。

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