明楽寺のイチョウ(みょうらくじのいちょう)

更新日:2020年10月01日

黄葉した大きな明楽寺のイチョウの写真

指定年月日

昭和62年12月1日(市指定)

所在地

美祢市美東町大田長登

概要

イチョウは、イチョウ科イチョウ属の落葉高木。高さ15~30メートル、直径4メートルに達する。日本・朝鮮半島・中国に分布し、日本原産説と中国原産説がある。古生代末期に現れ、中生代三畳紀に盛んになり、中生代ジュラ紀に全盛であった。雌雄異株。花は4月に咲き、雌雄花ともに短枝上若葉の間に生じ、10月に結実する。
 この木は、樹高23メートル、目通り幹囲4.5メートルの雌株。樹形の特徴として、地上7~8メートルのところで枝が箒状に分かれて直上している。また、枝の各所に長さ30センチメートルくらいの乳房状のものが垂れ下がっており、古い木の特徴を示している。樹勢は旺盛で、毎年秋には多くのギンナンを結実させている。この木は県下でも有数の大きさである。

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