南原寺の照葉樹林(なんばらじのしょうようじゅりん)
指定年月日
昭和58年7月8日(市指定)
所在地
美祢市伊佐町伊佐
概要
桜山(標高456メートル)中腹の南原寺参道に接して、南側に発達した森である。高木層は、スダジイ・タブノキ・アカガシ・イスノキ・クロガネモチ・オガタマノキがある。亜高木層は、ヤブツバキが最も多く、タブノキ・アカガシ・ネズミモチ・サカキ・クロキなどがある。低木層は、ヒサカキ・アオキ・ネズミモチ・タブノキ・スダジイなどがある。草木層は、ベニシダ・ヤブコウジ・キヅタなどが散生する。
特徴としては、スダジイ群落が標高400メートル付近にあり、上限に位置すること、沿岸地方にしか見られないオガタマノキがこの林の中にあることである。植物生態地理学上貴重な存在とされている。
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更新日:2020年10月01日