銭屋のハゼの木(ぜにやのはぜのき)

更新日:2020年10月01日

いっぱいに枝を広げ赤く紅葉している銭屋ハゼの木の写真

指定年月日

昭和56年3月20日(市指定)

所在地

美祢市美東町絵堂銭屋

概要

ハゼの木は、ウルシ科ウルシ属の落葉高木で雌雄異株。高さ10メートルに達する。ロウをとる特用樹木であるが、紅葉の美しさが賞される樹木である。本州(関東南部以西)・四国・九州に分布する。北限は伊勢、若狭辺りとされている。畑地、畦畔、堤防等の陽光の強い肥地を好む陽樹である。
 この木は、高さ12メートル、根元周囲4.8メートルあり、地上2メートル付近で二つの幹が交叉している。根元に腐朽部があるが、樹勢は旺盛で結実も著しい。県下では稀な巨樹である。江戸時代初期に、銭屋集落が焼き払いをうけた際、この木は火災を免れたと伝承されている。

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