桂坂のカツラ(かつらさかのかつら)

更新日:2021年08月03日

大きな幹から枝が何本にも分かれており葉はつけていない桂坂のカツラの写真

指定年月日

平成9年7月14日(市指定)

所在地

美祢市美東町大田

概要

カツラは、カツラ科カツラ属の落葉高木で、高さ30メートル、直径2メートルに達する。北海道・本州・四国・九州の温帯の山地、特に谷沿いに生育する。雌雄異株で、よく萌芽し、しばしば株立ちとなる。花期は3~5月。
 この木は、株立ち(約10本)で、根回り周囲8.8メートル、樹高約35メートルである。原始的な樹木で4月頃に淡紅色の小さな花を前面につける。その後、小振りの緑色の葉が出る。桂坂から萩市長小野に越す桂坂峠の東南400メートルの地点に位置し、標高450メートル付近の急斜面にある。桂坂の集落から樹木の上部が遠望できる。

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