文久の石灯籠(ぶんきゅうのいしどうろう)

更新日:2020年10月01日

青々とした木々に覆われた鳥居の前に石灯籠が建立している写真

指定年月日

昭和58年12月23日(市指定)

所在地

美祢市秋芳町秋吉 秋吉八幡宮

概要

現在は秋吉八幡宮参道石段の右手前、鳥居の前にある。文久元年(1861年)、萩の石工中村熊蔵重幸が制作したものである。総高4.5メートル、基壇は四角形で、割り石を丁寧に組み上げた上部に入母屋の屋根を張り出させた灯籠を置いている。横から見た姿に独特の美しさがある。
 創設当時は、秋吉八幡宮の御旅所の下宿にあり、秋吉宿の常夜灯の役割を果たし、通行人に親しまれていた。昭和43年に道路拡張に伴い、現在地に移築された。

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