木造十一面観音菩薩立像(もくぞうじゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう)
指定年月日
昭和54年3月31日(市指定)
所在地
美祢市美東町綾木 薬王寺
概要
像高74.2センチメートル、桧材の寄木造りである。頂きに仏面、天冠台の上に十面を2段に植えており、白毫は水晶をはめ込み、玉眼。左手で水瓶を持ち、両膝を屈して腰を屈め、上体を前に傾けている。冠飾、胸飾を付けて踏割蓮華座上に立ち、光背は銅製の舟型で、唐草文のくり抜きが施されている。室町時代前期の中央作で華麗な仏像だが、作者は不詳である
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更新日:2020年10月01日