木造十一面観音菩薩立像(もくぞうじゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう)

更新日:2020年10月01日

黄金の木造十一面観音菩薩立像が開き戸のある木箱の中に置かれている写真

指定年月日

昭和54年3月31日(市指定)

所在地

美祢市美東町綾木 薬王寺

概要

像高74.2センチメートル、桧材の寄木造りである。頂きに仏面、天冠台の上に十面を2段に植えており、白毫は水晶をはめ込み、玉眼。左手で水瓶を持ち、両膝を屈して腰を屈め、上体を前に傾けている。冠飾、胸飾を付けて踏割蓮華座上に立ち、光背は銅製の舟型で、唐草文のくり抜きが施されている。室町時代前期の中央作で華麗な仏像だが、作者は不詳である

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