木造釈迦如来坐像(もくぞうしゃかにょらいざぞう)
指定年月日
昭和53年12月1日(市指定)
所在地
美祢市美東町長田郷
概要
像高91.3センチメートル、膝張83.0センチメートル、桧材の一木造りで、肉髻、螺髪を彫り出し、両手は腹前で揃え、法界定印を結ぶ。肩は丸みを帯び、腹は前に迫り出している。地方作で作者は不詳だが、鎌倉時代の作と思われる。往古、長田には八つの寺があったが、これらの内、最後まで残った万勝寺の本尊が本像であったと伝えられており、後に改宗され正現寺となったが、仏像はそのまま保存されてきたものである。
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更新日:2020年10月01日