木造釈迦如来坐像(もくぞうしゃかにょらいざぞう)

更新日:2020年10月01日

像高91センチほどの木造釈迦如来坐像の前にお花とろうそくが置かれている写真

指定年月日

昭和53年12月1日(市指定)

所在地

美祢市美東町長田郷

概要

像高91.3センチメートル、膝張83.0センチメートル、桧材の一木造りで、肉髻、螺髪を彫り出し、両手は腹前で揃え、法界定印を結ぶ。肩は丸みを帯び、腹は前に迫り出している。地方作で作者は不詳だが、鎌倉時代の作と思われる。往古、長田には八つの寺があったが、これらの内、最後まで残った万勝寺の本尊が本像であったと伝えられており、後に改宗され正現寺となったが、仏像はそのまま保存されてきたものである。

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