江下観音堂の仏像(えげかんのんどうのぶつぞう)
指定年月日
平成11年11月26日(市指定)
所在地
美祢市西厚保町 大村公会堂内江下観音堂
概要
木造伝薬師如来立像(上記図右)・木造伝千手観音菩薩立像(上記図左)、各1体である。いずれも桧材の一木造りで、内刳りは施さない。仏像の製作時代は藤原時代末期(12世紀)で、制作者は不明である。
木造伝薬師如来立像は像高97.1センチメートル、地方作ながら時代の特徴をよく示し、整然とした像である。
木造伝千手観音菩薩立像は像高109.4センチメートル、未完成像であるが、制作時代が古く、防長仏像彫刻史の資料として重要である。
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更新日:2020年10月01日