地域福祉計画・地域福祉活動計画(美祢市再犯防止推進計画)を策定

更新日:2025年06月09日

第3次美祢市地域福祉計画・美祢市地域福祉活動計画

美祢市では、美祢市社会福祉協議会と連携し、地域福祉推進のための指針となる第3次美祢市地域福祉計画・美祢市地域福祉活動計画を策定しました。

地域福祉推進のための理念や仕組みをつくる「地域福祉計画」と、それを実行するための活動・行動の在り方を定める「地域福祉活動計画」は、車で例えると両輪の役割となります。ともに住民を主体とした地域福祉活動の推進を図るという共通の目的を持つ両計画を一体的に策定したものです。

現在、人口減少社会の進行により、少子高齢化が一層顕著となり、これまで以上に課題が複雑かつ多様化しています。このような情勢の中でも、地域福祉の主体となるのは地域で生活する住民のみなさんであり、地域福祉の推進には、地域住民と社会福祉事業者、社会福祉に関する団体・機関などの連携が不可欠です。

本計画で目指すまちの将来像は、すべての人が、年齢、性別、障害の有無に関わらず、お互いに助けあい、自分らしくいきいきと暮らしていける社会の実現です。地域の人たちが、見守りの必要な人に気づいたり、お互いに支え合ったりすることで、誰もが住み慣れた地域で安心してその人らしく暮らせるまちを目指します。

第2次美祢市再犯防止推進計画(内包)

犯罪をした人の中には就労・住居の確保に課題を抱えている人や、福祉や医療の支援を必要としている人がいるものの、十分な支援を受けられないために犯罪を繰り返してしまうことが少なくありません。犯罪をした人などが、再犯をすることなく地域で安定した生活を送るためには、福祉的支援と地域の理解が必要です。

また、福祉的支援が必要な人の中には、複雑化・複合化した課題を抱えていたり、非行に及ぶ要因として様々な環境が影響していたりする場合があるため、包括的・継続的に支える仕組みづくりが重要です。

地域福祉(計画)と再犯防止推進(計画)の取組は、どちらも地域全体で支えあって安全で安心して暮らせる「地域共生社会」を目指すものであり、再犯の防止推進も念頭においた地域福祉の推進を図ることから、第2次の「再犯防止推進計画」は「地域福祉計画・地域福祉活動計画」に内包する形で策定しました。

(該当ページ…計画書63~68ページ)

計画の期間

この両計画の期間は、令和7年度から令和11年度までの5か年とします。ただし、国や県をはじめ社会情勢の変化に適切に対応し、施策を効果的に進めるために、必要に応じて計画の見直しを行います。

計画の基本理念

 このプランは、「共に支えあい、共に生きる福祉のまちづくり」(計画書40ページ)を基本理念とし、市民一人ひとりが相互に助けあい、 様々な活動に積極的に参加し住み慣れた地域でその人らしく安心して生活できる地域社会の実現を目指します。

計画の体系

基本目標1 安心して生活できるまちづくり

  1. 総合的な相談体制と情報共有体制の充実 (計画書45ページ)
  2. 福祉サービスの利用者の保護と支援 (計画書54ページ)
  3. 支援が必要な人への福祉サービスの充実 (計画書58ページ)

基本目標2 地域のつながりづくり

  1. 地域の見守り活動や交流活動の促進 (計画書71ページ)
  2. 防犯・防災体制の推進 (計画書81ページ)
  3. 福祉関係組織の充実・連携 (計画書86ページ)

基本目標3 地域で活動するひとづくり

  1. 地域福祉活動の担い手の育成 (計画書92ページ)
  2. 地域福祉意識の醸成 (計画書98ページ)

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