日永の懺法講板稗(ひながのせんぼうこういたび)

更新日:2020年10月01日

模様や文字が彫られている懺法講板稗の写真

指定年月日

昭和62年4月24日(市指定)

所在地

美祢市大嶺町東分

概要

砂岩の自然石懺法講板碑で、以前は厚狭川の淵にあったが、近年川を改修するにあたり、近くの厳島神社の境内に移された。「永正十三天(永正13年 1516年)懺法講結衆等丙子二月十八日」の銘刻があり、懺法の講連中が建立したものである。懺法とは、仏教を勧請し、身の所造の罪を懺悔し、以て現世未来の利益を受けようとする法である。懺法には、観音・法華・阿弥陀・吉祥の四悔がある。この碑は「観音」の梵字があるので、禅宗で行う観音懺法である。

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