市税等の賦課・徴収に関する要望決議とその後の措置等について

1 市税等の賦課・徴収に関する要望決議について

令和5年第2回美祢市議会定例会において、議員提出決議案第1号「市税等の賦課・徴収に関する要望決議」が可決されました。

この要望決議が提出された経緯は、令和5年2月20日付けで提出された住民監査請求により、消滅時効完成後の保育料を誤って徴収していた事案が判明したことや、同年6月に市民からの問い合わせにより、個人市県民税賦課漏れ及び課税誤りが判明したことなど、不適切な事務処理が頻発し、市政に対する信頼が大きく損なわれたことによるものです。

2 その後の措置等について

個人市県民税賦課漏れ及び課税誤りの案件については、令和5年8月30日付けで、職員1人を減給（10％、3か月）、2人を戒告処分とするとともに、特別職の給料月額について、市長が10％を2か月、副市長が10％を1か月減給することを表明しています。

また、令和5年9日4付けで提出された、住民監査請求に基づく市監査委員からの勧告については、職員が市損害相当額を自主弁償したため、措置の必要なしとしています。

その他の案件については、故意又は重大な過失が認められないため、職員の懲戒処分には至っていませんが、これら一連の事務の懈怠、不適切な事務処理を重く受け止め、全職員に対し、厳正な服務規律の確保と綱紀粛正を求めるとともに、再発防止策に取り組んでいます。

備考

要望決議において指摘されたような不適切な事務処理事案が発生しないよう、組織をあげて取り組むため、改めて、発生した事実と原因、再発防止策等を取りまとめた内容は、以下の報告書のとおりです。

添付資料を見るためにはビューワソフトが必要な場合があります。詳しくは下記のリンクをご覧ください。